遺族の心情の寄り添った暖かい言葉を選ぶ

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2020年09月07日

無駄な話をする場ではない葬儀のシーンですが、会話のタブーがあることも知っておくと無難です。悲しみの中にいる遺族に対して間違えても、亡くなった原因を問う事はしないようにします。参列者は残された遺族への配慮が必要であり、深い悲しみに優しく寄り添うこと、会話をするなら力づけるような言葉を選ぶことです。

この日の主役は自分ではありませんし、何よりも遺族の心を意識しなければなりません。また生前に故人が遺族以外に話していた、身内しか知らないようなことを話題に出すのも控えます。人間同士家族なら喧嘩の一つや二つはしますが、そんな話はしてはいけません。

また家族のお金の話を含めたプライベートなことを、いくら故人から聞いていても言わないことです。基本的には余計なことは言わずに、静かにほかの参列者同様に会釈をする程度、声をかけるにしても短く温かい言葉だけを意識するようにします。

ですがこれがホテル葬となると話は少し違って、故人とも親しかった人が思い出をさかのぼって語ることもあるので、会場やお葬式のスタイルなどでも異なることです。また葬儀の席ではあまり大きな声では話さないこと、過剰な笑顔はその場には相応しくはありません。

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